ドゥーズ〜マトマタ〜ガベス

*画像が見えない場合は、ブラウザの更新ボタンをクリックしてください。

2005/01/29 ドゥーズ〜マトマタ〜ガベス 晴れ
1/29 朝6:30、ホテルから歩いて10分ほどの砂丘にご来光を見に行った。ホテルで買ったベルベルのマント(ジュラバ)を羽織って出た。さ。さむーいのだ。気温は後から思うと1℃前後ではなかったかと・・。
7時15分の日の出を待つのだが待つほどに深々と冷えてきて指が凍えてきた。このときの寒さで風邪をひいてしまったのだ。
ワイワイガヤガヤおしゃべりしながら待った甲斐あって素晴らしい朝日だった。
朝食後9:00ホテル出発。ホテルでベルベルなりきり貸衣装(2TD≒\200)をきせてもらって出発。みんな白黒のしましまの衣装だったのがおかしかった。砂丘にいくとラクダが待っていた。
ラクダは立つときに後ろ足をのばし、次に前足を伸ばす。後ろ足のときに乗った人は前に落ちそうになり、前足の時に後ろに転げ落ちそうになる。ラクダひきのおっちゃんは鞍の前にある二本の棒にしっかりつかまれという。手が冷たくて出してはいられないのだし、カメラも操作しなくちゃねぇ。
乗っているうちは、上下運動をラクダにあわせていれば問題ないことがわかったので、あとはポケットから手をだしたりいれたりした。
9時過ぎなのにまだ寒かった。
4人くらいはラクダ乗りを怖がって馬が引く馬車でついてきていた。みんな、結構楽しんだようだ。
バスでマトマタの穴居住宅を見学に出発。
マトマタチュニスから電車で6時間とバスで1時間かかる。とても個人旅行で来るのは困難だ。
ここのベルベル人の昔の穴居住宅が
スターウォーズの撮影に使われたことでも有名。スターウォーズで、ルークの故郷のバーのシーンが撮影された場所で、エピソード2にも出てきた。撮影時のセットがそのままインテリアになっているのだ。
今、ホテル、レストランになっていて、ここで、ランチ。ブリック(大きなギョウザみたい)とクスクスを食べた。
ホテルの部屋は大きな穴倉にベッドが複数入れてあり、トイレもシャワーも共同のようだった、山小屋の方が、ましかいなと思った。
ベルベルの方の穴居住宅を訪問。家の前にヒツジの肉が乾燥中で風にヒラヒラしていた。入口には定番ファティマの手と富をあらわす魚の尾の干物がかけてあった。
ドームのような通路には農具がきちんと整理されており、抜けると青天の中庭で、そのまわりに穴が掘られ部屋になっていた。
大体一階が住居で二階は食糧庫に充てられる。日本の新聞に掲載されたそうで大統領の写真や家族の写真より、いい位置に貼ってあった。
台所はキャンプ用の二口コンロのようなものが置いてあり、ガスが燃料のようだった。フランス製かしら。
ここから一時間くらいでガベスに3時頃着いた。ガベスは人口10万くらいの工業都市だそうだ。南の交通の要所で、地図を見ると5本道路が出ている。首都チュニスより1本多いのだ。
はじめに立ち寄ったスークは火事があったらしく、真ん中が焼け落ちてスッポンポンになっており、再建中だった。売っているものは目新しいものはなく面白くなかった。
お仲間の一人が「タトゥー」を描いてもらった。ヘナで描いたなら1ヶ月は取れないのになぁと思っていたら、その夜お風呂でとれてしまったそうだ。ヘナではなくただの絵の具だったんじゃないかしらね。
描いてもらったとき30分はそのままでといわれたそうで、本人もこんなにすぐにとれるとは思っていなかったようだ。
その後ホテルに入り、すぐ後ろが海なので夕食までの間、貝殻拾いをした。
電源:ガベスはCタイプのプラグを使用。変圧器も使用。
7時15分の日の出 素晴らしいー 拡大リンクあり ベルベルなりきり貸衣装でラクダに乗る
私のラクダのおっちゃん 無口な人だった
ストップしか通じなかった
サ・ハ・ラはマウスオン

ラクダがバヒーグルグルッツといって口から出す袋が閉じようとしているところ、これを口の中に収納するときに唾だろうか泡のようなネバネバしたものを出すのだ、舌とはちがう、なんだろう
ラクダ:砂避けのため長いまつげが二重に生えており、鼻の穴は砂が入らないように開閉自由になっている
こぶの中身は脂肪で、夏は1週間以上、飲まず食わずで旅を続けることがでる。また、こぶは砂漠の猛暑を防ぎ体温調節の機能を果たす。
マトマタの村 ナツメヤシがある場所だわ 裸山をみながらマトマタに向かいます
ここでトイレ休憩 中ではマージャンのようなゲームの真っ最中
隣のテーブルでは水タバコの真っ最中 おっちゃんばかり
マウスオン水タバコ
 
穴居住宅が見えてきた
山肌にマトマタにようこそと書いてあった  マウスオン

穴居住宅:11〜13世紀前頃、ベドウィンの部族によって平地を追われたベルベル人が移住してきた。
マトマタは、なだらかな山しかなかったため、平坦な大地を垂直に掘り、住居とした。
住居と住居は洞穴の廊下でつながり、敵が攻め込んでも、住民は逃げ回ることができた。
マトマタの町 
1961年ブルギバ政府が新都市を作り地上の生活を推奨したが、穴居住宅に住み続ける人が多いとのこと
スターウォーズ撮影時の記事
ジョージ・ルーカス監督と俳優マックス・フォン・シドー

ルークの故郷のバー、マウスオン
ホテル中庭から パイプのようなものはセットの残り
右の階段を上がると宿泊する部屋になる

映画のセット、マウスオン
ホテルの部屋の中 設備はこのベッドのみだった 中庭から ここの写真がよく撮られている
ラクダで運搬中
運搬はラクダのほかはロバ、馬であった。
勿論自動車もね。
一般の穴居住宅訪問玄関 左に井戸
マウスオンで入口zoom
入口にファティマの手が二つ、真ん中の魚の尾は富来来の意味
井戸 上の木の横が洗い場、穴のところへ排水
台所はマウスオン
中庭への通路
マウスオンで物置
自家合成 広い部屋の中、ベッドが置いてあるから、リビングではないのかな?写真右端に現大統領、中央上に日本の新聞

お隣さん
中庭から二階を見る
ガベスのスーク カゴはここの名物だそうだ
車はマニアの人なら欲しくなりそうなレトロ車
焼け落ちたスーク中央
再建資材のレンガが見える
ホテルの部屋からの眺め
この裏口が開かないので大回りして砂浜に出た
ガベスの港

HOME 次へ 戻る page top△
ごらんいただき、ありがとうございました。